テストの花道 第16回 ノート大変身 パート2
要約
ノートは自分に合った方法で使い、自分だけの参考書を作る。
応用可能な範囲
学生:普段の授業、講義など
一般:議事録、メモなど
練習問題
なし
花道の種
なし
内容
その1 : 天明流
東京大学 文学部 天明 麻衣子さんのノートの使い方:
- ノートは見開きで使用
左ページには板書や先生が話したことを書き込み、右ページには自分が気になったことや、復習で調べたことなどを書き込む。
- 色は赤だけにする
色が少なければ目立つが、色が増えると目立たずわかりにくくなるので少ない方が良い。
- 試験前は自分のノートを見るだけで良いようにしておく
「これさえ見れば大丈夫」と思えれば緊張も和らぐ。
その2 : 日下流
慶応義塾大学 商学部 日下 知香さんのノートの使い方:
- ページの真ん中より少し右側に縦線を引いて2分割する
左側は板書のまとめ、右側は先生が話したことを書き込み、右側には資料集や教科書の関連するページ数も書き込む。
さらに資料集や教科書で気になる関連情報も右側に書き込む。
- 色ごとにテーマを決め、色分けで情報を整理する
タイトルは赤、年や時代は青、人名は緑などと決めておく。
- 授業中に整理し、復習では追加の関連情報を調べてまとめる
後で整理すると時間が掛かるので授業中にまとめておき、復習する時は不足している情報などを追加するだけにする。
- 板書を写すだけでなく、頭の中を整理して書き留める
自分にとってわかりやすい、自分だけの資料集を作る。
その3 : 中村流
東京大学 教育学部 中村 義勝さんのノートの使い方:
- 自分の考えや図、イラストも書き込む
文章だけでなく図やイラストを入れることでビジュアル化(視覚的に見てすぐわかるように)する。
- 矢印や記号で授業や全体の流れを記録する
特に歴史などの場合は流れがあり、それに沿って話が進むことが多いので、矢印を使うことで「流れ」を表現する。
目のマークを「資料を見よ」という意味で使うなど、独自に決めた記号を使って書き込む。
- 色を使って先生が強調したことを整理する
強調したということは重要なはずだと考え、色を付けて目立つようにしておく。
- 授業中に印を付けておいて、復習時に調べて書き足す
授業中に書き込みきれない場合や補足した方が良い場合などに印を付け、復習する時は印を付けた所を主に調べ書き足す。
練習問題の解答例
なし
実践
- 普段のノートの取り方を見直し、比較せよ。
- 自分なりに色、印、記号とその意味を決めよ。
- 色、印、記号を使い、ノートの取り方を工夫せよ。
- 様々な方法を試し、自分に合った方法を探して確立せよ。
※人によって合う、合わないということがあるので、ここに書いてある方法をそのまま使うのではなく、いくつかの方法を混ぜたり部分的に組み合わせたり、自分に合うように工夫することが重要。
今日の一言
パッと見ればすぐ分かる、それがノートの極意!
テストの寄り道
質問その1 : 友達から遊びに誘われたらどうすればいいの?
- 部活(遊び)をやるにしても週に何日は勉強をし、夜だけでも単語をやる
- 勉強のスケジュールを立て遊びと勉強のメリハリをつけることが重要
質問その2 : 勉強中に集中力が切れた時はどうすればいいの?
- 長時間 勉強をすれば集中力が切れるのは当たり前。大事なのは再び集中力を高めること
- 集中力が切れるのは3パターンある
- すごく眠い時→10分間睡眠、またはガムを噛む
- 疲れた時→コンビニに出掛けリフレッシュ
- ボーッとして集中できない時→参考書とか歴史のマンガを読み集中を高める、または行きたい大学のパンフレットを見る
- 最終更新:2011-02-11 14:43:17