テストの花道 第18回 新たな発想をするチカラ
要約
6色ハット発想法で多くの視点からの情報を列挙することによって、より良い案、新しい案を考え出す。
応用可能な範囲
学生:勉強方法の改良、学園祭の企画など
一般:会議、企画立案、設計、開発、研究など
練習問題
以下の2文字の漢字を1字とした場合、何と読むか考えよ。
※実際には存在しない漢字の読み方を自由に考える。
肉
芋
男良
独
口
花道の種
その1 : 6色ハット発想法
医学博士エドワード・デ・ポノが考案した発想法で、本来は複数人の場合に色の付いた帽子を使用するなど、役割分担を明確にして協同で発想する方法。
- 白の帽子:事実・データ(明白であることや中立のイメージ)
事実やデータから中立で客観的な観点から現状の把握、分析を行なう
- 赤の帽子:感情・直感(情熱や感情のイメージ)
気持ち、感覚、理屈では説明できない感情をそのまま言葉にする
- 緑の帽子:提案・アイデア(草木などの成長のイメージ)
多くの視点から多くの案を出す
- 黄の帽子:長所・利点(期待や明るいイメージ)
案の良い面を中心に挙げる(可能性、期待される効果など)
- 黒の帽子:短所・リスク(暗い、あるいは悪いイメージ)
案の悪い面を中心に挙げる(実用性、欠点など)
- 青の帽子:判断・まとめ(海や空の広さや冷静なイメージ)
全体を見渡し、冷静に判断する
その2 : 6色ハットシート
一人用6色ハット発想法で、本来は複数人で役割を分担していたことを全て一人で行なう。
最後に結論を導き出す。
補足
発想法には、KJ法、ブレインストーミングなどがある。
練習問題の解答例
読み方:
肉 にくじゃが
芋
男良 イケメン
独 ひとりごと
口 ツイッター
実践
- 苦手な教科のテストの点数を10点アップする方法を考えよ。
- 最終更新:2010-11-26 22:12:09