テストの花道 第32回 総合力テスト

要約

これまでの考えるチカラを使って問題を解き、どの程度身に付いたか確認する。


応用可能な範囲

学生:問題を解く時の手掛かりを見付ける、応用力の評価(学習効果を見る)
一般:問題を解決する時の手掛かりを見付ける


練習問題

なし


花道の種

なし


内容

問題はNHKの公式ホームページから「過去の放送」→「2010年度」の「12月20日 第32回 総合力テスト」の下にある「年末総合力テスト問題はコチラ」をクリックすれば見れる。ただし、PDF形式で解答は無いらしい。

公式ホームページの過去の放送(2010年度)へのリンク

問題1

条件を全て満たす展開図を選ぶという問題。
図形の向きを部分的に見比べるとわかりやすい。

参考:

解答はここをクリック


問題2

4つの文章を間に必ず入れて、全体として話がつながるようにするという問題。
「風が吹けば桶屋が儲かる」のような話の過程を考える。逆にたどると書きやすくなる場合がある。

参考:

解答は特にない。ただし、話の途中で飛躍しすぎていたり、明らかに関係が無いようなものは解答として良くない。

問題3

8分で燃え尽きる線香を、折ったり切ったりせずに必ず3本を使って7分を計るという問題。
要点は、火の付け方と火を付ける時間差にある。

参考:
第4回 仮説の立て方 の問題解決シート
(データを収集→できることの列挙→細分化→逆順で検証)

ヒント:
  • データを収集→出来ることは何か?→試してみる→最終目的
  • 「1本8分で燃える線香を3本使う」がスタートで「7分を計る」がゴール
  • 線香の両側から同時に火をつければ4分を計れる(真ん中に火をつけた場合も同じ)
  • 残りの2本の線香を使って3分を計るには?
「テストの花道 第32回 総合力テスト」より一部引用

解答はここをクリック


問題4

英文と資料から解答を探すという問題。
資料の備考欄(Notes)とその説明(Explanation of symbols)が特に重要である。

参考:

解答はここをクリック


補足

英語を英語のまま理解した方が良い(将来的にも有用である)し、その方が早い。
いちいち日本語に訳そうとする癖が付くと、無駄に時間が掛かるだけでなく、いずれは話すことも読むことも困難になるので、最初はかなりの時間が掛かるとしても英語をイメージ(絵、映像、動画、アニメーションなど)に置き換えて理解、解釈するか、英語を英語のまま理解するように努力した方がはるかに良い。
読み取った情報は、イメージ(絵、映像、動画、アニメーションなど)に置き換えておくと忘れにくいらしい(「ためしてガッテン」などでも指摘されている)ので、問題も早く解けるようになるはず。

わからない単語は前後の言葉や単語の一部(接頭辞や接尾辞)などから意味を推測する。
 例:availability : available→avail+able→役に立つ+できる→利用できる
もし、availの意味がわからなくても何かが可能だという意味であることがわかる。また、seatと数が表に書いてあることから、座席の数に関係することだと推測することもできる。これらのことから「seat availability」は「利用可能な座席」というような意味であると推測できる。さらに、表には数が書かれているので、「利用、予約が可能な座席数」と推測できる。


練習問題の解答例

なし


実践

  • 解いたことの無い問題、少し難しい問題、応用問題を解いてみる。
  • 過去に出題された問題を解いてみる。


今日の一言

考えるチカラは一日にしてならず
「NHK 教育テレビ テストの花道 第32回 総合力テスト」より引用


テストの寄り道


  • 最終更新:2011-05-12 19:33:51

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